昨年秋には、「ミシュランガイド東京2008」が出版され、都内のレストランは、その本の評価に翻弄されたことは、記憶に新しいと思います。 本日、インタビューをお引き受け下さる、ここ「三亀」さんも、ミシュランに掲載されているお店のひとつですが、ご主人である南條勲夫さんのお人柄、おもてなしの心、お料理へのこだわりは、ミシュランに評価される以上に、銀座の誰もがご存知です。 今回は、銀座で最も信頼される人と言われている南條さんへ、銀座への思いなどを、じっくりと伺いました。 では、リレーインタビューの第9回、どうぞお楽しみ下さい |
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1. 銀座は小さな一級品のダイヤの集まり
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1.銀座は小さな一級品のダイヤの集まり グルたま(インタビュー担当スタッフ:以下同):本日はよろしくお願いいたします。いきなりの質問ですが、単刀直入に伺います。南條さんから見て、銀座はどんな街ですか。
グルたま:なるほど、すごく分かりやすくて良い表現ですね。また、長い間銀座をご覧になってきた中で、これは守っていきたいなと思うものは?
グルたま:例えば…。
グルたま:なるほど~。
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2.ピンク産業の流行らない街・銀座 |
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グルたま:銀座の街並みはいかがでしょう。 南條:そうですね。他の地域と比べたら、清潔感にあふれていますね。品のないものは並べてないですよね。これは、一人一人の努力の賜物だと思います。
グルたま:同感です。そうでないと、お客様に受け入れられないですね。
グルたま:そんなことがあったんですか!
グルたま:それは、南條さんとしては、嬉しい言葉でしたね。
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グルたま:それにしても、南條さんは茶髪の青年ともお話しなさるわけですね。 南條:今の時代“会話”が足りないと思うのです。これは、とても大事なことです。コミュニケーションが取れていれば、ピアノの音も騒音にならない。仲が悪いから、ピアノ殺人が起こるのです。 そうそう…、この書をご覧ください。 これは、ある書家に書いてもらったものですが、中国のことわざで「その家に老人がひとりいるということは、宝が一つあるということだ」という意味です。本来、年長者に教わることはたくさんある。この意味で、これからもいろいろなことを伝えたいので、積極的に話しかけていこうと思っています。 |
3.絶品の黒豆とぜんまい! |
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グルたま:お客様と、いろいろお話しされる中で、“お客様の見るお店”とは?
グルたま:“美味しい”の話題から伺いたいのですが、南條さんの食材などへのこだわりは?
グルたま:具体的にはどういうことでしょう。 |
グルたま:なるほど、確かににそうですね。
グルたま:これはすごい!ふっくらして、とても大粒なのに水っぽくなくて、味が凝縮されている感じです。一週間も時間をかけるのですね!
グルたま:昔の人の知恵に脱帽です。この2品目は?
グルたま:本当に色がきれいです! しかも美味しい! 来て良かった!
グルたま:そして、その食材をいろいろな料理に変えるのが、南條さんという訳ですね。
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4.居心地の良さはお客様が作る グルたま:続きまして、居心地についてですが…
グルたま:それは、内装ということではないのですね。
グルたま:はじめから、いいお客様ばかりだったわけではないですよね?
グルたま:ポイントは何かありますか。
グルたま:南條さん、今日は骨のあるご意見の数々ありがとうございました。これからも「銀座のご意見番」としてよろしくお願いいたします! |