誰もが経験したこのないコロナウィルスという厄災から1年が経ち、それがいつ収束するのかまだ見通しがついておりません。
やむを得ず閉店した店舗も少なくありません。
3回目の緊急事態宣言は、飲食業だけではなく、これまでなんとか資金繰りをして耐えてきた個人や企業にとっても大きな痛手になります。
飲食店が当組合に加盟する一番のメリットは、横の繋がり。
外に出歩く機会を著しく制限される現状において、情報交換、情報発信は生命線です。
老舗はもちろん、新進気鋭の店の経営者や、スタッフたちによる情報交換を大切にしております。
このような未曽有の事態にも、しなやかな柔軟性と炎のような決意を持って立ち向かい、生き残るべく、新たな取り組みも行なっております。
4月25日〜5月11日の期間中、テイクアウト、デリバリーに絞った営業形態に転換される飲食店もあるかと思います。
「美味しい銀座デリバリー」も、同じ志を持つ仲間と力を合わせ、銀座の味とおもてなしをいつでもお客様に届けたいと始めました。
今は、なんとしても生き残ることが大切です。
また世界中からグルメを求めて日本が賑うその日まで。
是非この機会に、各々の店の自慢の一皿をご注文してください。
皆さまからの「美味しい!」の一言が、私どもの原動力です。
- 2021年4月23日
- 銀座料理飲食業組合連合会
理事長 杉 山 衛