平成21年5月8日:金曜日〈GW明け〉
ゴールデンウィーク初日の4月29日、銀座みゆき通りでは「フラワーカーペット」が開催されました。
今年で23回目のこのイベント、毎年楽しみにしていらっしゃる方も多いのでは・・・?
フラワーカーペットに使用するチューリップの花びらは、日本一の生産量を誇る富山県からのもので、球根育成の為に、早めに切り取られ捨てられてしまう花首を利用しています。
4月29日の早朝、銀座に届いた20万個余のチューリップの花首をボランティアの皆さんの手で図柄を描いて展示しています。銀座のイベントのひとつひとつが、ボランティアの皆さんのご協力に支えられているのです。
ところで、開催場所の「みゆき通り」ですが、明治天皇が宮城(きゅうじょう・皇居)から海軍兵学校に行幸(ぎょうこう・みゆき)の折には、必ず皇居の山下御門から山下橋(泰明小学校の側にありました)を渡っては、この通りを数百回も通ったことから、名づけられたものです。
1964年の夏頃、みゆき通りや並木通りにアイビールックの若者が集まり、「みゆき族」などと呼ばれて一大ブームになりましたが、決してそれが名前の由来ではありません。もっとずっと古く、由緒あるネーミングだったのですね。
そういえば、並木通りのT社長も、みゆき族として鳴らしていた若者だったとか。(編集委員H.談)
ここには、「銀座の空気を吸って育った」ステキなオジサマ方がたくさんいらっしゃいます。
編集子A.